前から気になっていた松田の食堂Nへ行ってきました。小田急線新松田駅から徒歩3分、カジュアルフレンチをベースにした創作料理が楽しめるお店です。小さなお店なので予約がおすすめです。(前日までにコースを予約すると小菓子サービスの特典があります。)
Aコース
昼・夜ともに、定食コース(¥2,000)、Aコース(¥2,800)、Bコース(¥4,800)、Nコース(6,500)の4つのコース料理があり、コース内容は月毎に変わります。(単品メニューはありません。)今回はAコースをいただきました。
食前のドリンクはジンジャーエールを選びました。自家製でピリリと辛口。
一品目は地場野菜のスープ。今回はかぼちゃのポタージュでした。クリーミーでとても美味。
二品目は「転げた植木鉢」。メニューを見て「どんな料理が出てくるんだろう?」と不思議に思ったのですが、思った以上にそのままのものが出てきました。正体は地場野菜のバーニャカウダ。色とりどりの野菜とバーニャカウダソースを、ひっくり返った植木鉢に見立てるというセンスが最高に素敵です。しかも美味しい!植木鉢を固定しているテリーヌも大変美味でした。
三品目は卵料理。今回はふわふわのスフレでした。オーナメントプランツの上にお皿を乗せるというサーブの仕方が斬新!
四品目は地元山北の「はるみ米」を使用したリゾット。「はるみ米」はキヌヒカリとコシヒカリを掛け合わせた地域のブランド米で「米の食味ランキング」で「特A(5段階で最高)」の評価を受けた人気のお米です。もっちりとした食感で大変おいしかったです。
五品目はお魚料理。今月は地場食材の八丁ヤマメをフレンチ風のコンフィにした一皿でした。身がふっくらして旨みもありとてもおいしかったです。
Aコースではメインのお肉料理を三種の中から選ぶことができます。今回は大山どりもも肉の唐揚げを選びました。プリッとジューシーな唐揚げでニラ醤油が効いていました。
今回のデザートはプリン。とろりと柔らかいプリンで、カラメルの代わりに岩塩が入っていました。鳥の巣をイメージした盛り付けがなんとも可愛い。
前日までに予約するとおまけの小菓子がサービスされます。このお皿はもはやジオラマ。(牛さんかわいい。)
斬新で美しい盛り付けを楽しみながら、地場食材を堪能することができました。この内容で2,800円は破格です。大満足のランチでした。ジビエが楽しめるコースもあるので、ぜひまた伺いたいと思います。